11月27日によつばと! 13巻が発売されましたね!
前巻から2年8か月ぶりの新刊ということで
期待されていた方も多いと思います。
ぶっちゃけ期間が空きすぎてて
ぼくもあまり読む気がわかなかったのですが、
かなり満足いく素晴らしい巻でした..!
今回は新刊13巻について個人的な感想をふまえ語っていきます!
(注:ネタバレあり)
ふーかにはたぶん、すなばのそしつがないけども
第83話、第84話は全巻からの延長~すなばあそび、の話でした。以前のキャンプの話も出てきましたが、
全巻から話が空きすぎててキャンプって何だったっけ…と感じでしたね…
よつばとと言えば長いこと夏の話が描かれていた感じがありますが、
この巻は秋~冬の訪れを感じさせるような切ない雰囲気の描写が多かったですね。
登場人物も厚着のキャラが増えてきたなあ…と読んでいて感じました。
とーちゃんが砂場に行ってくれないので、
「すなばのそしつがなさそうな」
ふーかとすなばに行くことになったよつば。
よつばとふーかが砂場で魚の型を使ってたい焼き屋さんの遊びをするシーンがありましたが、
おともだちのみーちゃんがプッチンプリンの型を持ってきた瞬間
じゃあたいやきやさんはとうさん
プッチンプリンやさんになった
とふーかによつばが謎の宣言。
この後3人でプッチンプリンの型で「てんっ」と砂のかたまりを作るシーンで終わるのですが
切ねえ…って感じでしたね…
よつばとは一話一話の終わり方になぜかノスタルジアを感じるシーンが多いですが、
(ジュラルミンのめぇ~~~とかもそれですね)
今回のこれもシュールさを感じつつ切なさを思い起こされるものでしたね。
(そこがいいところなんですけども)
ばーちゃん来たる!
この巻のメインはばーちゃんがよつば家へ!という話でしたね。よつばのばーちゃんは今までは声だけの登場だった気がしますが、
急によつば家への来訪が決定!
85~90話はすべてよつば家とばーちゃんの話でしたが、
これがまたよかったですねえ。
見た目は少し厳しそうなばーちゃんが
よつばとえなに折り紙の折り方を教えてあげたり、
よつばにお土産の色えんぴつをあげたり、
一緒にパンをつくったり….
単なるばーちゃんと孫の日常を描いてるだけなんですが、
なぜか心にじーんとくるものがあるんですよね。
そんなばーちゃんとの日々も急に終わりを迎えることになります。
終わりは必ずくる。そして今日も、日々は続く
よつばとは感情の対比を絵だけで伝えるのが本当に上手いなあと感じるのですが、手元に13巻がある方は88話「ばーちゃん」の最後の数ページを読み直してほしいんですよね。
ばーちゃんが帰ってしまうことをまだ知らないよつばの笑顔のシーンですね。
これを読んでから次の89話「くらいおばけ」でばーちゃんは帰宅することになるのですが、
88話の最後のシーンを読み直してから見ると涙が出ますよねほんとに…
ここらへんについてはあえて詳しく書かないのですが、
買ってない人はぜひ買って読んでほしいですね。
何回も書いていますが、各話の終わり方が今回もかなりいいので
そこに注目してほしいです。
「そして今日も、日々は続く。」という帯のコピーですが、
色んな人との出会いは急に始まり、急に終わってしまう、
という切なさを感じさせる内容とマッチングしてましたね…
よつばとを読んだことがない方も、
新刊はまだ買ってねえ!って方も
今回の13巻はオススメです!変わらぬ良さでした。
かなり売れてますし、ぜひ読んでみて下さいね。
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