今年も開催される全国高校サッカー選手権。
今回の2015年度、第84回でも
各地方の激戦を勝ちぬいて
出場するチームには
毎年多くの注目が寄せられますね。
静岡県代表・藤枝東も
そのうちの一校。
サッカー王国・静岡の
県予選を無失点で
勝ち抜いた藤枝東…!
今回の記事では
藤枝東のチームデータ等
についてまとめていきますよ!
下級生主体も予選は無失点! そのチームデータをまとめてみた
藤枝東と言えば現日本代表の長谷部誠選手や
カールスルーエ在籍の
山田大紀選手が
有名なOBですよね。
そんな藤枝東には公立校であるため、
受験のため選手権までサッカーを続けない
(インターハイで引退)という風潮があります。
そのため選手層もどうしても薄くなりがち、
他のチームが経験豊富な3年生を使ってくるのに対して
エースメンバーたちが引退してしまうと
どうしてもチーム状況は厳しくなってしまうのでは?
と思ってしまいますよね。
しかしそこは流石の藤枝東、
県予選を無失点で勝ち抜くという強さを
見せてくれました。
それではここで県予選のスコアを見てみましょう。
(決勝トーナメント)
・一回戦
藤枝東
2-0
静岡西
・準々決勝
藤枝東
2-0
科学技術
・準決勝
藤枝東
1-0
飛龍
・決勝
藤枝東
1-0
清水桜ケ丘
去年は静岡学園に0-1で敗戦しましたが
今年は1-0で最終二戦を勝ち抜く勝負強さを見せました。
去年の静岡決勝のハイライトはこちら!
こういう両チームの背景が見える
ハイライトは素晴らしいですね。
去年の雪辱を晴らした藤枝東には
是非頑張ってほしいです。
頑張れ公立・藤枝東! 11人の3年生とともに
前に公立の野洲にはぜひ優勝してほしい!という記事を書きました。
(読んでいない方はぜひ読んでください!)
静岡県には公立、しかも進学校という高校が多いですが、
藤枝東もそういったうちの一校。
上の記事でも書いた通り、
公立校は選手を集める、
そして資金的、設備的に私立に
遅れをとってしまう面が
どうしてもあります。
そして進学校となると
インターハイで部活をやめ、
受験に専念してしまう選手が
多くなってしまう印象があります。
実はぼくの高校も同じような感じの公立校でした。
選手権を前に引退してしまう人が多く、
どうしてもチーム層・チームパワーが
弱くなってしまうのです。
ぼくもインターハイ予選で引退、
選手権予選は応援に行きましたが、
惜しくも負けてしまったチームを見て
残ればよかったな、申し訳ないな
という後悔をしたのが今でも思い出せます。
それだけに、野洲や藤枝東といった高校には
ひときわ勝ち進んでいってほしい思いがありますね。
先日発売された
高校サッカーダイジェスト増刊にもありましたが、
残った3年生はたった11人。
もともと下級生主体のチームのようですが、
3年生もラストの試合で意地を
見せてくれることを期待しています。
ジュビロが一昨年J2に落ち、
今年はエスパルスもJ2落ち。
“サッカー王国”の名も陥落か、
と言われていた静岡県。
そういった雰囲気を
ぶち壊すような試合を
選手権という大舞台で
藤枝東に見せてほしいですね。
マジでガンバってくれ!!
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他の注目チーム・注目選手や、
優勝候補はどこ?
ということについて知りたい方はこちら!
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